「石田さん、飛び降りても大丈夫だと思う?」
「危ないでしょ、深さ1m50㎝くらいだよ!」
水面から顔を出した巨岩によじ登り一服しているその男は少し考えた。
そして、ザブン!!!バッサー
「石田さん、膝打った! 頭から飛び込むと危ないよ! 笑」
ここはバリ島ウブドの神秘的なホテルロイヤル・ピタマハ
このホテルには神様が宿っているであろう澄み切った空気と緑に囲まれた一角があり、そこには古跡のような水浴び場がある。
その水浴び場に、神々しい巨岩が水面から顔を出していた。
(解釈)
その男も僕も50歳を過ぎている。
「普通、50を過ぎた男が子供みたいに高いところから水面に飛び降りるか?」
「水深が低いので、飛び降りたらぶつかるし、プールではなく水浴び場、彼は、下の形状もわからないはず。」
僕の頭の中に飛び降りるという選択肢はありえませんでした。
しかし、彼は飛び降りた。
ゲラッゲラ笑いながら。
もし、あなたが50歳で、同じような状況だったらどうしますか?
飛び降りる方もいらっしゃるでしょうし、静観するかもしません。
巨岩から水面までは2m弱、水深は1.5m位、1m以下であれば激突する可能性があるかもしれないが、問題ないだろう。
怪我をすることはないだろうし、怪我をしても大したものではない。
それよりも飛び込んでみたい。
気持ちいいだろうし、やってみてわかることもあるだろうし、他の奴らも飛び込みたいかもしれない
だったら最初にやってみよう!
どう考えたのかわかりませんが、飛び込みました。
(行動)
これが、経営者と雇われ人の違いかもしれないと思いました。
経営者は、状況分析して、行動してみる。そして周りにフィードバックする。
雇用人は、静観して、やった人を羨ましがる、注意事項を聞く、やってみる、できるようになる。
経営者は、リスクを冒してやってみる。
雇用人は、やらない。
例えばサラリーマンが独立するために必要なこと。
ポイントは一つ、状況分析をしてやってみること。
あなたが行動するのは今かもしれません。
追伸:只者でない写真の男
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