岡根芳樹さん オーマイ・ゴッドファーザー 教育という概念を180度変える一冊です。

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やっちゃえ

石田太司でございます。

僕は教えることを仕事にしています。

というか、どんな人でも、誰かに何かを教えています。

この「教える」という価値観が180度変わる本に出会ってしまいました。

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子供の偏差値を上げるためには熱心になるが、子供の心の栄養には無関心な親

心が通わないコンピューターとばかりコミュニケーションをとりながら大人になっていく子供たち

肉体的暴力には敏感なくせに、平気で言葉の暴力を振るう大人たち

自分の人生を子供に背負わせ、子供に過度な期待をする親

本来の使命感を失い、クレームを恐れ、サラリーマン化していく教師

営利をむさぼるために子供たちをゲーム漬けにする企業

自分の存在理由のために子供を過保護にしてしまう自立できない親

大人の目を逃れ、見えない形で暴力やいじめを集団で行う子供たち

これらの答えのない問いにどう答えたらいいのか。
型破りではあるが、主人公岡根哲和の歯に衣着せぬ物言いが、それらを解決するための一つの答えになると私は確信している。

こんな序章から、この物語は始まります。

もし、あなたが
一つでもピンとくることがあったら。

もし、あなたが
人に何か教えることをしているのであれば。

もし、あなたが
優しさと厳しさは同等なものかもしれないと思うなら

読んでみても良いかもしれません。

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ソーシャルアライアンス 代表取締役社長 岡根芳樹

体罰

「もう何やってるのよ、あんたは。あんたなんか産まなきゃよかった」
感情が高ぶって何気なく言ってしまった言葉かもしれない。言った方には傷つけるつもりはなかったとしても、言われた方には一生消えない深い傷として残る。

それなら、「何やってるの!」とビンタされた方がよっぽど健全ではないだろうか。

もちろん体罰を容認するわけではありませんが、肉体的な暴力より、もっと恐ろしいのは言葉の暴力ではないでしょうか?

もし、あなたが
暴力はいけないと子供に教えたいのなら、何をしますか?

もし、あなたが
自分の子供が学校で言葉のいじめにあっていたらどうしますか?

もし、あなたが
学校の先生だったら、体罰をどう考えますか?

物事を常識で考えると答えが出ません。
逆の視点で、逆の物差しで見ると、答えというか、自分だったらどのように行動すればいいか見えてくるかもしれません。

馬鹿力(解釈力)

「ええか良樹、いくら常識的でお金持ちで偉い人でもな、想像力のない奴は実際にあるもんしか見えんし、実際に食えるもんしか味わえん。
ところがやな、お金がなくても想像力がある人間はどんなもんで見みえるし、味わえる。
ドンキホーテを見てみろ。巨大な風車が本物の龍に見えて戦うんやぞ。
骨が砕けて死にかけとっても何度でも挑んでいくんや。凄いやろ。

それにな、想像力があれば、どこにだって行けるんや。
ええか、常識で考えるな、馬鹿で考えろ。
そしたら南極点でも、ピラミッドの中でも、バミューダー海峡の海底や、宇宙にやっていけるぞ。
それからもっと想像してみろ。
光速やって超えられるし、時間も飛び越えて恐竜時代や、1,000年後の未来にかて行けるんや。どうや贅沢やろ。

ええか、馬鹿なことを考えろよ

お金をかけずに人生を楽しむ!
これができたら、人生100倍楽しくなります 笑

今朝、キッチンには2切れのパンしかありませんでした。
「なんで食べ物がないんだ!!!」

僕は料理はいたしません。

奥さんは今、超・超多忙。

いつもだったら、外食するのですが、ちょっと考えました。

パンをフライパンで炒め、卵焼きとシーチキンの缶詰の具をパンにのせました。

瞑想しました。
目を開けました。

 

そこには、この世の中で一番豪華で美味しい朝食がありました。
ランチョンマットを敷き、ナイフとフォークでいただきました。

いつもだったら、「パン2枚しかないなんてひもじい」
と思うのですが、このコラムを読むだけで、やってみようかなっと・・・

しかも、どんなものでも最高の食事にすることができるのです。

ご飯一杯だけ、ふりかけも味噌汁がなくても、涙が出るほどありがたくて美味しい食事と感じることができるワークが載っています。

この章だけでも、1500円の価値があります 笑

期待を持つな

過度に期待されてしまった子供ほど辛いものはない。
試験に落ちたことや、大怪我をしたことや、夢を諦めたことが辛いんじゃない。
そのことで悲しむ人間がいることがつらいのだ。勉強だってスポーツだって、いつの間にか親の期待に応えようと頑張れば頑張るほど、挫折した時がつらい。
期待に応えられなかった自分に腹が立ち、自分を憎む。挙げ句の果てには、ことの因果を作った親を憎む。

あなたは、自分の子供に「お前はやればできる子なんだから頑張りなさい」といったことがありませんか?

あなたは、自分の子供に「そんな子に育てた覚えはない」といったことがありませんか?

あなたは、自分の子供に「きっとうまくいくから、自信を持てと」いったことがありませんか?

これらの言葉を投げかけられた子供は、どのように感じるか考えたことがありますか?
これらの言葉を投げかけられた子供は、どんなことを頭の中で考えているかイメージできますか?

もし、あなたが
このような言葉を子供に投げかけているのであれば、これが問題かもしれません。

 

例えば
子供が長旅に出かける時にかけてあげる言葉として最も適切なのはどれか?
次の3つの中から選んでくださいと言われたとします。

1.怪我しないように気をつけて行っておいで
2.しっかり楽しんでおいで
3.困ったらすぐに帰っておいで

あなたはどれを選びますか?

もしこの答えが全部間違いだとしたらどうしますか?

いずれも子供に何かを期待する言葉で、潜在的にプレッシャーを与えているのです。
「怪我をしてはいけない」「楽しまなければいけない」「困ってはいけない」
という条件付きの旅になってしまうのです。

では、どんな言葉をかけてあげれば良いと思いますか?

あなたは、指導していませんか?
あなたは、管理していませんか?
あなたは、教え込んでいませんか?

もし、あなたが
相手に何か学ばせたいのであれば・・・

読めば読むほど、常識が壊れていく。
自分だったら、この状況だったら、相手の立場だったら、俯瞰してみたら。

屁理屈と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は哲学なのです。

 

もし、あなたが
自分の子供を東大に入れたいのなら、読んだほうがいい一冊がある。

いや、そんな野暮な話ではない。

もし、あなたが
自分の子供を「人物」にしたいなら、読まなければいけない一冊がある。

 
一つ申し上げてもよろしいですか。

人に何か教える仕事をしている人へ、ぜひこの本を読んでください。
オーマイ・ゴッドファーザー

教えるという概念が180度変わります。

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