あなたは、どんな人から商品を買いたいでしょうか、あるいは、どちらの人と一緒に仕事をしたいでしょうか?
ひとりは、くたびれたシャツにダボダボのスーツ、汚れが目立ち、かかとが擦り減った靴、荷物がパンパンにつまった黒のナイロンバック・・・
一言で言うと、見た目が残念なビジネスパーソン。もうひとりは、ビシッと着こなした清潔感のあるシャツとスーツ。ピカピカに磨かれた靴。高級感のある革の鞄。見た目が好印象に映るビジネスパーソン。
答えはあきらかですね。
同じ製品であれば、後者のような印象の人から買いたいと思うのが当然の心理です。
また、仕事の能力やスキルが同程度であれば、やはり後者の人と一緒に仕事をしたいと思うのではないでしょうか。最初にはっきり言っておきます。
仕事の成果は着ている服で決まります。
どんなに仕事の能力が高く、すぐれたスキルを持っていても、第一印象で相手に悪いイメージを与えれば、その能力は発揮されません。
僕は、20年間着慣れたヨーロピアンスタイルのダブルのスーツをトラッドなシングルに変えました。
似合っていると思っていたのですが、どう見てもVシネマのYAKUZAにしか見えず、まわりに威圧感を与えていることが原因でした。
時代は遥か昔に変わっています。
ここで「ダブルしか着ない」という信念を通すか「変わるか」
天秤に掛けました。
強い種でも、優秀な種でもない。生き残るのは変わり続ける種だ!byダーウィン
変わって、進化しなければ・・・
ということで、貯金をはたきシングルのスーツ4着をオーダーしたことが始まりです。
着てみて初めてわかりました。
スーツはジャストサイズがいい。
別段、センスもありませんし、お洒落でもありません。
ですが、サイズ感が大事だということは実感しました。
こんなところから、少しだけ洋服に興味を持つようになりました。
そもそも、ビジネスマンがスーツを着るのは相手に好印象を与えビジネスを成功させるためです。
そのための身だしなみ。
私も含め、ほとんどの人がそれほど意識していません。
折り目のついたズボン、ノリの効いたワイシャツ、自分に合ったネクタイ。
そして、磨かれた靴。
「お洒落に拘れ」というのではありません。
ビジネスの自己投資として身だしなみを整えればいいんです。
そんなことを教えてくれる一冊です。
まさか、この年でメンズクラブを読まされるとは、
まさか、このセンスで 政近 準子さんを読まされるとは、
まさか、この教養でpenとゲーテを読まされるとは・・・
感性が大事な業界なのに、お洒落に興味がない私を見て、強制的に読まされました。
しかし、これが読んでみると面白い!
富裕層相手のサービス業は知識と教養とセンスが必要!
幾つになっても勉強・勉強(笑う)
40過ぎたら!
スーツは、清潔感にセンスをプラス!
普段着は、LEON風ちょい悪オヤジ!
だらしなく、みすぼらしいオッサンにはなりたくない。
意識するだけで、ちょっと変われるかもしれません。