もう、心配性とは呼ばせない!バカボンのパパの教え。

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それは、海外旅行の3日前、「まさかと思うけど、パスポートあるよね」という妻からのラインメッセージから始まりました。

仕事中の私は、フッと考えました。

パスポートは妻が管理している。
「あるよね」ということは、妻が私のパスポートを見つけられなかったので、「当然あなたが持っているわよね」という意味だと思う。

2年前、海外に行った時に使用したパスポートは、帰宅後どこに片付けたか不明。

一瞬にして、「無かったらどうしよう」という妄想が駆け巡り、思考停止になりました。

・目の前真っ暗・・・カウントダウンしてたのに!
・事前にプーケット読本を読み込んだのに
・エレファントトレッキングしたい!
・エビ入りトムヤンクンが美味しそう
・伊勢海老のガーリックバターソース炒めが飛んでいく!
・コーラルアイランドの透き通る海!
・プールでビーチで読書でしょ!

WOW! 全部飛んでいく!

・家で留守番? ありえない!

こんな時は、落ち着いて深呼吸。
海外でパスポートをなくしても帰ってこれるはず、大使館に相談しよう!

そのまえに、「海外旅行 3日前 パスポート紛失」をグーグルで検索しました。

「とにかく探す、本気で探す、見つかるまで探す」が回答でした。笑
探すしかないようです。

まだ、絶対無いと決まったわけではありません。

というよりも、今は会社で探す事はできません。
今できない事を心配しても解決しません。

チョッと考えてみました、なぜ私は心配してしまうのだろう。

リスク管理を仕事とする私は、確かに「心配性」です。
心配とは「心」を「配る」と書きます。何だかとても良さそうな気がしていました。
しかし、チョッと考えてみました。

心配とは未来の不安を妄想で埋める事だ!
今日はそう感じました。

妄想は勝手に膨らみます。
不安の妄想を強く感じると、それが現実のような気がしてきます。
思いは実現化します。
強い思いが頭にインプットされると判断と行動がその方向に引っ張られてしまいます。

結果パスポートを見つけることができないかもしれません。

これはよろしくありません。

・・・さて、どうしましょう。
「パスポートが見つかった状況をイメージをする」又は、「考えない」若しくは「これでいいのだ」とバカボンのパパのように受け入れる。

いろいろ考えましたが、「受け入れる」がピンと来ました。
自分の感情をコントロールし、客観的に受け入れ事実の解釈を変える。

ここが頑張りどころの「ここ」とは、不安というエネルギーで心が埋め尽くされそうな時!

そんな時に、止観して事実を客観的に受け止め、解釈を変えて、できる行動をする。

パトンビーチで飲むBEERは美味い!だから当然パスポートはある!

今解決できない未来の時空を不安で埋めるのではなく、安心や希望や挑戦で埋める。

その上で探すからパスポートが見えてくるのだと・・・
そんな気がした昼下がり。

「家に帰って探すのだ!」
「これでいいのだ!」(笑)

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