名女優とは、演じることが上手な役者なんだと思っていました
感情移入して、表情を作って、自然な動きで表現をする・・・
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一人の女優さんと出会いました
僕は演劇も芸術もわからん素人です
ただ、この人が魅力的な女優さんだということを感じました
表現者だと感んじました
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一人芝居を見ました
バイオリンとピアノと女優
いじめに遭っている息子を持つ主婦の栄子が問題を解決し、
望む人生を実現する愛と感動の真実ストーリー
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始まりのバイオリンの音色で泣いてしまいました
この音は、本当にヤバイ!
1:20秒から演奏が始まります(その前のトークも面白いです)
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なぜ、泣いたのか
場の空気が澄んでいる、バイオリンの音色がいい、女優の居方と声から醸し出されるなんだろう優しい神様みたいな薄いオレンジ色のエネルギー
これじゃわかんねーか・・・笑
声の振動を聞いただけで、涙が出てくる
なんだろう、声というか波動というか、まあ、言語化できない
優しくて、切なくて、胸がキュンとなって、ジワーって暖かくなって
そのメロディというか音というか
それに
言葉、言霊としての台詞
「意味」
が乗っかって空間を流れていく
何だろう、セリフに色がついて空間を優しく包むのが見える感じ
わかるかな?
とにかく、なんだろう、もう凄いのよ
違う世界に行っちゃった感じ
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舞台の内容とリンクして、内観している自分がいました
強制的に、自分を見つめるという感じじゃなくて
あっ、自分を見つめてもいいんだな
ちょっと、自分の内面を見てみようかな
そうだよね、僕はこんなところがあって
いつもここでつまずいて・・・
あっ、わかるわかる
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舞台を見ていると映像がありありと浮かぶんだよね
もう、そこに栄子がいて、モジモジどうしようか悩んで
意を決して電話をかけようとする姿とか
もう、くっきりと映像が浮かぶ
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これって、思ったんですけど
演技が上手とか、経験がとか、なんだろう・・・
そういうのじゃなくて、
この女優さんの舞台を見て、心っから何かを感じたのは
涙が出たのは
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この女優さん
普段から、素の普段から、優しい
本当に、なんでこんなに人の立場、人の悲しみが分かるのってくらい優しい
どんな経験すれば、相手の痛みをこんなに優しく包んでくれるの?
ってくらい優しい
っていうことに気づいたの
というか、体験したの
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実は、彼女は言響表現塾という学校の代表です
大河ドラマにも出ていた彼女が、女優のメゾットを生かして
自分らしく表現する、自分らしく相手に伝える
上手に話そうとするな、心を込めて話せ!
みたいな
そんなことを教えている先生
個人にも教えているけど、大企業にもコンサルしてる
とっても凄い先生なんだ
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彼女を素敵だと思ったのは、京都の小道の会話から
話すと長くなるので、これはまた今度
ご縁とは、摩訶不思議なものです
まさか、この言響表現塾で勉強するなんて思っていなかった
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で、去年、彼女の講座を受けました
本当に面白い
全部実践、「やる、できる、やる、できる・・・できた」
そんな感じ
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セミナーコンテンツを作るワークをしていた
石田さん、セミナーで話す内容は、全部自分で体験してできた内容じゃないとダメなの
人体実験が全て
教えるだけの先生なんて、あっという間に淘汰される
あなたが、あなたが教える理由
あの人から教わりたいと言われる理由
それを探すの
だから、自分でやってみるのよ
自分ができて、それを研ぎ澄ませて、誰でもできるようにする
それがメゾット
それを、受講生に手渡す
大変なのよ、売れっ子セミナー講師になるのは
因果な世界に入っちゃったはね、石田さん 笑
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最後の講義と個人コンサルをあと1回残したところで
実は、妻が天界に帰って行きました
僕は、何もする気がなくなっていました
講義を休むことを彼女にメールで伝えました
そうしたら
彼女が、僕の師匠や友人にこのこと(妻が天界に旅立ったこと)
を
伝えてくれました
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僕の師匠から
石田さん、宮北さんから聞いた、僕にできることがあったらなんでも言って
と、仲間内に伝えたいんだけどもいい?
大阪の友人から
石田さん、宮北さんから聞いた、大変だね、僕にできることはある・・・?
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僕は、宮北先生にお礼のメールをした
そうしたら
石田さん、なんと言葉をかけたらよいか分かりません。
ただただ、奥様のご冥福をお祈り申し上げます。
そして、石田さんに笑顔が戻ることを祈ります。
レッスンの件は全て了解です。
このような時、何も力になれなくてごめんなさい。
石田さんの今のお気持ちをイメージすると、胸が張り裂けそうです。
お花を送らせていただけませんか。
ご葬儀の日程、場所が決まりましたら教えていただけますでしょうか。
もし、谷口さんや高橋先生にお知らせされるようでしたら、そちらから聞きます。
石田さん、しっかりね。
奥様が安心して天国に行けるよう、踏ん張って!
余計なことだったらごめんなさいね。
ご葬儀の詳細、いただきありがとうございます。
石田さん、少しでも体休めてね。
眼をつぶって横になるだけでも、睡眠の7割は取れているらしいんだ。
ゆっくり深く呼吸してね。
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もう、なんだろう
全部優しい
今見返しても、鼻筋がツンときて目頭が熱くなる・・・
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役者ってなんだろう
演じるのが上手な人って思っていたけど
上手なだけじゃ人を感動させることはできない
毎日、毎日を丁寧に生きてる
相手がいて、相手に何か起こった時に
何ができるか感じて、行動を決めて、そっと手を差し伸べてくれる
役者って、普段の生活、普段の行動、普段の考え方
普段の人への愛情
で、なんだろう、決まるような気がした
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やっぱり「愛情」なんだろうな・・・
人に愛を届ける
自然に届けることができる人柄
普段の人柄が演技に出るのかな・・・?
だから、こんなに感動するのかな・・・
そんな気がした
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僕はセミナー講師をしている
昨日も、現場コミュニケーションの講義をしていた
最近のキーワードは「AI」人工知能
今ある仕事がみんなコンピューターに変わっていく
この産業革命に対応するには、コンピューターができないこと
つまり、
人間対人間のコミュニケーションだったり、プレゼンテーションだったり、リーダーシップだったりする
頭で考えるんじゃなくて
現場の、情熱9割の、「馬鹿じゃねこいつ」くらいな勢いの
そんなコミュニケーション術を教えている
で、
宮北先生の舞台
これはまさに、現場での、熱いコミュニケーション
相手の気持ちを察しながら
相手の気持ちを引き出しながら
相手に寄り添いながら
そんな気持ちで育んでいくコミュニケーション
そんなことを望んでいる人に最適
というか、人工知能に対応するには
人間力しかない!
思うに、2020年 教育改革が行われる
センター試験が廃止され、教育が変わる
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学校の授業に、言響表現塾のような授業があったら
生徒の人間性や表現力が、上がると思うんだけど・・・
というか、コンピューターが主軸になっていく社会の中で
こんなコミュニケーションを身につけること
大事なことだと思うんだけど・・・
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なんだかわからないけど、ふとそんなことを感じて、ブログを書いてみました
宮北先生、いつもありがとうございます
追伸:この人のメルマガ面白いですよ