「いい靴下は噛めばわかる!」
・・・?
何をおっしゃっているのか意味がわかりませんが、写真を見ると顔の色艶の良いおやじさんです。
靴下専門店の全国チェーン「靴下屋」を一代で築いた、タビオ創業者の人生訓
15歳で丁稚奉公を始めてから60年、国産靴下に懸ける情熱を語ります。
普通だったら、書店でこの本を見つけても手に取りません。
なぜならば、この人に興味がないから。
でも、
読書のすすめの店員さんに
「これは面白いよ!」と勧められて買ってしまいました。
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AM8:00 屋根裏の書斎でメルマガを書いていました。
気がつくと13:30分。
やりたいことをやっていると、時間を忘れます。
ふと手に取った書籍のページを開いたら「素直」というキーワードが書かれていました。
素直とは「素」に「直結」するということ。
時間を忘れて無邪気に何かに没頭すること。
最近、素になって好きなことに没頭しています。
こんな時に「素直」のキーワードを発見!
自分に当てはまるので読み始めたら、あっという間に読み切ってしまいました。
今の時代に欠けている、自分で切り開く力。
ちょっと気がつきました。
人が勧める本には何か理由があります。
勧められたら読んでみる。
新しい発見があるかもしれません。
もし、あなたが
頭の中で考えているだけで、行動できないのなら。
もし、あなたが
ちょっと行動しただけでうまくいかず、諦めているのなら。
もし、あなたが
行動しているんだけど、なかなか結果が出なくて困っているのなら。
この本を読んでみても良いかもしれません。
なぜか?
それは、悩むことが馬鹿らしくなり、うまくいかない理由を追求したくなり、結果が出るまで行動したくなるからです!
撒かれた場所で本気になる。
追い詰められても、志があったら切り抜けられる。
勝つために必要なことは、古典の書籍がすべて教えてくれる。
こんなことを教えてくれる一冊です。
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さて、
このおやじさんが、丁稚時代に大将から教わったことを紹介します。
命令されて作っても、作ったのはお前だ、言い訳するな。自己責任だ。
商品と残品は似ても似つかぬものだ。商品は利益を生み、残品は赤字を生む。
大切なことは書くな。書いたら忘れる。言われたことは反省しろ。反省したら忘れない。
計算ばかりするな。キタナイ商売人になるぞ。そろばんぐらい目ではじけ。
計数管理もできない奴が、商売人になれるか。何のために商売をしているのか。
予算などあるか。予算は発想を限定する。
まず頭を支え、次に体を使え。銭は最後の切り札だ。銭さえ出せばばかでもできる。
良い靴下を履く人3割、中の4割は移り気だ。迷うな。
儲けの秘訣は、貧乏人は金持ちを、金持ちは貧乏人を相手にすることだ。
商売は雪だるまを作るのと一緒だ。基本を大切に固めて、あとは慎重に転がせ。
赤子は自分の主張ばかりする。自分中心は幼稚なことだ。
ばかはすぐ困る。困った、困ったと、ばかを自慢するな。
最悪の無知とは、自分が無知だと知らないことだ。
ばかにはばかの生き方がある。鵜の真似をする鳥になるな。
問題から逃げたら悩みになる。問題を先送りするな。兵隊に悩む暇はない、即断即決だ。
機敏に動けない奴はのろまだ。のろまは大切な馬でもたたかれる。
全体に目配りできないやつは、度量が足りないあほうだ。
商人にとり、売れないくらい惨めなことはない。
商売で儲からないのは恥だ。
そして、失敗してパニックになった時はこれを思い出せ!
「頭・眼・耳・鼻・口・手・足。人間の機能は使う順番に並んでいる!」
越智な、自分の体をよう見てみい、お前のお母はんは困った時に使う順番で並べてくれとんぞ。
なぜ、頭が一番上で、足が一番下についているのか、なんで眼が高いところに付いているのか。
できるだけ遠くを見るためや。耳に大きな耳たぶが付いているのは、人の話、世の中の動きに耳を済ますための聴音機だからや。口は最後に使うために下の方についているんや。
まず冷静になって頭を使って考えろ。
何も考えずに走り回っても、解決するわけないやろ!
この教訓をもとに、このおやじさんがどんなことをしたのかは読んでからのお楽しみ!
一つ言える事は、「考える人」にはかなわない。
そして、「やってる人」にはかなわない。
あなたは、行動していますか?
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