一流の人は、本のどこに線を引いているのか by 土井英司さん。

img_6757

あなたは、なぜビジネス書を読むのですか?
あなたは、何らかの結果が出ましたか?
あなたは、何かが違うと感じていませんか?

ここ10年、僕は週に2〜3冊のビジネス書を読んでいました。
目的は「独立するため」

このためにビジネス書を読むと決めたのですが、途中から「書評BLOGを書くため」に変わっていました。

BLOGを継続的に書くためには、たくさん読んで皆さんに受ける分かりやすい内容を記事にするようになり、継続して書くためには、 BLOGが書きやすい書籍を選ぶようになっていました。
自分が共感する部分に線を引き、過去の経験を加えて記事にしていました。

自己満足はしましたが、当初の目的に対して現実は1ミリも動いていないことに気がつきました。

最近、書斎にあるビジネス書の全捨離が完了しました。
頭の中を空にしてみました。

img_6684

で、師匠から1冊の本の提示がありました。
ページを開いた裏表紙にこんなことが書いてありました。

 

「そうだ、その通り! 自分の考えは間違っていなかった」と感じる箇所に線を引くのは、単なる「自己陶酔」にすぎない。

自分が「正しい」ことを確認したところで、パワーアップの糧にはならない。
逆に読んだ時には多少の嫌悪感があっても、どういうわけだか「気になる」一行に出会うことがある。

こんな一行には、思い切って線を引いてみたい。
線は、新しい発見や役に立った箇所、そして自分の考えと「ちがう」箇所に引くことで、成長の糧になるのだ。

 

衝撃でした。
この10年は何だったのだろう!!!
そもそもの目的を忘れ、読みやすくて、BLOGが書きやすい書籍ばかり読んでいました。

(行動)
自分がわかること、正しいと思うこと、共感できることに線を引くを止めて、「ちがう」に注目、「ちがう」に書き込みすることを決めました。

追伸、細かいことはメルマガに書くことにしました。

あなたが、もしビジネス書を活用して自分の目的を果たしたいのであれば、参考になるかもしれません。

メルマガ登録はこちら

2件のコメント

  1. なるほど、目から鱗です。
    ありがとうございます。
    確かに、共感できる部分だけなぞっても、
    考え癖や偏見を増長させるだけですね。
    対人関係も同じかも知れませんが、
    摩擦があるほど、勉強になるのですね。

    1. 棚井さん、確かに!
      対人関係も同じような気がします 笑

      この内容は、僕にとってすごく衝撃的なことでした。
      「ちがう」ということ。
      「ちがう」を認め、「ちがう」を受け入れ、「ちがう」を生かす。
      わかってるようで、できていませんでした。
      僕はこれを実行していきます 笑

      棚井さん。
      どうもありがとうございました。

Leave a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です