ミニマリストが幸福な理由 ぼくたちに、もうモノは必要ない by 佐々木典士さん 

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お部屋を片付けるメリット。

それは、「美しく快適で機能的な生活ができること」
だから、「片づけの魔法」が世界的大ベストセラーとなり、「断捨離」が推奨されるのだと思っていました。

しかし、ポイントはそこではありませんでした。


ぼくたちに、もうモノは必要ない。 – 断捨離からミニマリストへ –

お部屋を片付けるメリットは、「心を整理できること」なのです。

「また、また、本当ですか?」
と言いたい人は、佐々木さんの本を読んでください。

ミニマリスト(必要最小限のモノで生活する人)を通して、モノを捨てることで心が整理される過程を教えてくれる一冊です。

モノを持たない利点は「時間」「行動」「集中」です。
だから、「今、ここを味わえる」

とても楽しい整理術です。

今回は、片付け方ではなく、片付けた後に訪れる心のメリットをお話しします。

その前に。

捨てることは「失う」ことではなく、「得る」ことなのです。
捨てるなんて、損をするような気がしますが、時間やスペース 自由やエネルギーなど、手放すことで手に入るものは無限大なのです。

☆時間☆

情報は人にモノを買わせるためにあります。
本当に必要なもの以外買わないのだから、メディアや広告に惑わされる時間が減ります。
やることがたくさんあると、掃除しなくちゃ、洗濯しなくちゃ、料理しなくちゃ・・・と考え込んでしまいます。
この、家事をする前の無駄な時間が激減します。
つまり、家の中が簡素でキレイだと、ダラダラしている時間が減るのです。
なによりも、探し物の時間が減るし、忘れ物もなくなります。
だって、少なければ、持っているモノすべて把握できますから。

本当の幸せは、時間の豊かさだと思いませんか。

☆行動☆

生活の質を落とさず、増やしてきたものを手放したくないと思えば現状維持です。

身軽になれば、どこへでもすぐに行けます。
他人の目が気にならなくなるので、失敗を恐れず挑戦できます。
なにより、行動した経験は「モノ」とは違って、借金の型に取られたり、盗んだりできません。
モノと違って経験はいつでも持ち運びができます。

最後に残るのは経験、何より楽しいのは経験。

☆集中力☆

ジョブスの凄さの一つは集中力
だって、「世の中を変える商品を出す」ことに集中するために、それ以外は削除!
ボタンは一つ! 究極のミニマリスト

「何をするか」でなく「何をやらないか」

だから集中できる。

☆「今」にしか合わないピント☆

物を捨てるたびに、何度も何度も「今」必要かどうかと、問いかけてきた。
今を問いかけ続けて「いつか」使うだろうを打ち消していくうちに、僕はどうやら「今」にしかピントが合わせられなくなってしまった。

買うにフォーカスではなく、捨てるにフォーカス。
欲しいモノを買いたいにフォーカスするのではなく、有るものに感謝することにフォーカス。

無いことで、有ることに感謝できるようになり、部屋のスペースだけでなく心のスペースが広がることで、事実を客観的に観る事ができるようになり、結果、自分の心を整理することができる。

つまり、「ものを捨てるのではなく、執着を捨てる」
すると自分の心が整理できる」いうことです。


呼吸も、吐いてから、吸う。
捨てなければ、新しいものは入ってきません。
ましてや、ダブルの人生なんて楽しめません。

「捨てる」から「整理」できる。

人生はダブルの方が嬉しい by Lucky Second Life

1件のコメント

  1. 「やる事リスト」じゃなく
    「やらない事リスト」を作りたいですね。

    難しいですが。

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