「なんで日本の企業はグローバル化しなければいけないの?」 

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いつも思っていましたが、せざるを得ないようです。
この理由を、池田哲平さんがわかりやすく教えてくれました。

【前提条件】
まず、安倍総理が「ガバナンスを変える」という方向性で舵取りをしていることが理由の一つです。

ガバナンスとは企業統治です。社内で起こっていることを役員が掌握できる仕組み、良い経営をする仕組み、というようなイメージで捉えていました。
しかし、「ガバナンスを変える」という言葉の裏には「配当を払え」という意味があるのです。

日本の企業がグローバル化せざるを得ない3つの理由。

1.優秀であれば人種を問わない

利益を出して株主に配当を払うために企業はどうするでしょう
優秀な人を雇いますよね。
別に、日本人で優秀である必要はないのです。
インド人でもアメリカ人でも日本語をしゃべれて優秀な人を雇うようになるのです。
これは、ホワイトカラーもブルーカラーも同じです。
いわば、同じ仕事のパイを多様な人種で争う構図が出来てくるのです。
だから、企業の中に優秀な外人がたくさん入ってきます。
すると、優秀な外人の離職率を下げるために、グローバル企業の視点が必要になるのです。

2.お金の流れが変わる

次に、郵貯が持っている1200兆円は財務省が国債を買っていましたが、国債を買わなければいけないという国のルールが株式を購入しても良いというように、変わってきています。

3.国際基準の必要性

最後に、東芝の不正が問題になっていますが、これは世界では許されません。
東芝は誰も首にしないといっていますが、ありえないことです。
またこのような不正が発覚するとルールが厳しくなります。
つまり、国際基準に移っていくのです。

さて、商売で出会う相手の名刺を見て最近思うことは、日本企業なのに異国の人が散見されることです。
例えば、インド人の財務部長・パキスタン人のフロアーマネージャー・アメリカ人の経営企画部長等々。
みなさん流暢な日本語で魅力的な人です。
また、近所のセブンイレブンでは中国・韓国・タイ・ブラジル等多様な人が働いています。

日本の金融・商社では多様な人種が活躍しているようですが、これに関わらず一般企業でも優秀な外人が活躍していることに違和感を感じなくなってきています。

海外の人が必要とされる土壌があり、お金の流れが変わり、不正によりルールが厳しくなる。
グローバル化せざるを得ないようです。

池田さんは5年後にはグローバル化が日本の常識になると予測していますが、現状を見回しても疑う余地はなさそうです。

では、グローバル化が避けられないとしたらどんなことをすればいいの?どんな資質が必要なの?
いや、時代が変わることが明確なら、先んじて時代に乗ってしまえばいい!

自分の価値を最大化するクオリフィケーション思考
自分の価値を最大化するクオリフィケーション思考

エクソンモービル、シスコシステムズ、アメリカン・エキスプレスなど、フォーチュン500企業のトップエリートにマネジメントを教える池田哲平さんがグローバルリーダーが必ず身につけている評価されるための資質を教えてくれます。

深堀すると、庶民がエリートに勝つ方法が見えてきます(笑う)
是非ご覧ください。

尚、機会があれば直接お話しを聞くことをお勧めします。
豪快で繊細 ユーモアのセンスがあり、人に話すことが楽しくってしょうがない池田さんは最高です。
トークは迫力があって切れがあり、色気があって笑いがある。
外資系なのに外人かぶれしておらず、日本男児ここにあり、アジアの開放のため、困った人を助けるため、信頼を信条に、しなやかに、したたかに、大逆転が男の美学。
思いっきり行動してしいる魅力的な快男児です。

【次回予告】
という訳で、次回は、具体的に何をすればいいか、考え方を報告します。

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