「成功とは、成長の通過点に過ぎない。成功者は、成長者であり続ける人なのだ」
千田さんのフレーズは素敵です。つい購入してしまう。
今回は、若者視点でなく、管理職視点で読んでみました。
惰性で働いている40代の管理職諸君!
大事なことですが、つい忘れがち。
「感謝」「謝罪」「気使い」で大人のマナーを磨きましょう!
1.感謝
「ありがとうございます」はちゃんと嬉しそうな表情でいう。
なぜなら、あなたの「ありがとう」の表情を周囲がもう一度見たいと思うようになるからだ。
A部長は本当に嬉しそうに「ありがとう」と言ってくれます。
表情が豊かで、この人にありがとうと言われると、つい本気で応援したくなるのです。
お礼に感情が加わるとグッと来ます。
しかも、立場が上の人から感情をこめて「ありがとう」と言われると、ググッときます。
「ありがとう」の反対は「あたりまえ」
やってもらって当たり前と考えると、感謝できません。
社員が給料分働くのは当たり前
店員は客の言うことを聞くのが当たり前
女房が子供の面倒を見るのは当たり前
当たり前視点の人は、他人に感謝しません。
「ありがとう」といっても、表情がありません。
こんな人に言われてもうれしくありません。
「ありがとう」は表情ありき、人間は感情で生きています。
いつ、どんな立場の時も心を込めて感謝する。
あなたの、どんな行動の、どんなところが良くて、どんなふうに感謝しているか。
ニッコニッコしながら「ありがとうと」言ってみる。
自分の方が立場が上の時ほど、心を込めた「ありがとう」
偉いんだもの、まずは相手を喜ばせましょう。
結果、相手が応援したくなります。
2.謝罪
「申し訳ございません」は心を込めて小さく&力強く
偉くなればわかることだが、地位が上がるにつれて、謝罪の機会は山のように増えていくのだ。
言い訳せずに、眼を見て相手の話を聞く。
経緯と改善を報告する。
心を込めて小さく&力強く「申し訳ございません」と言う。
これは、効果絶大です。
3.気遣い
気遣いとは、相手にリラックスしてもらうこと。
想像力を発揮して相手をリラックスさせることができれば、誰からもモテモテになるのだ。
偉くなると周りが気を使ってくれるようになります。
それが普通になります。
気遣いされないと不機嫌になる人っていますよね。
それじゃいけません。
相手に気遣いをする。
しかも、気遣いの押し売りではなく、相手が喜ぶ、相手に負担をかけない気遣いをする。
お客様が帰る際に、突然雨が降り始めたとする。
この時に「傘をお貸ししましょう」と申し出るのは気遣いではない。
お客様にとって、傘を返さなければならないことが精神的な負担になるからだ。
この場合は、「ビニール傘になりますけど、よろしければ差し上げます」
と言うのが正解。地方で帰り際にお土産を渡してくれる人がいる。
自動車ででも来ていない限り、それは相手にとって荷物でしかない。
「お荷物になりますが…」と社交辞令を言うくらいなら、送って差し上げよう。
こんなにやってあげたから、相手は喜ぶだろう。
ではなく、自分が相手だったらどうされたいか?
これを本気で考える。
気遣いとは頭を使うということ。
つまり想像力を鍛えるということ。
これは、ほんのさわりの「基本」です。
当該書籍は、成功者に共通する思考・行動を「基本」「甘え」「準備」「投資」「時間」「貢献」「出会い」「未来」の8カテゴリー80個の具体例で教えてくれます。
20代の教科書になるだけでなく、30~40代の地図にもなります。
また、経営者の立場でいえば、自己との比較をするための鏡にもなるのです。
立場を変えて読んでも、多様な気付きがある役に立つ本です。
私は、「感謝」「謝罪」「気遣い」で大人のマナーを磨きます。
成功の先にあるのは成長である。
つまり、成功とは成長の通過点である。
チョット成功したくらいで余韻に浸っている場合ではないし、殺到するメディア取材やパーティーなどの社交にも関心がない。
俺にもっと仕事をさせてくれ、新しいことをさせてくれとかつ防止成長し続けることが大事なのです。
成功するのも楽じゃない(笑う)
いや、一度っきりの人生です。
張り切っていきましょう!