何でW君といると心地いいんだろう?
その理由は褒め上手。
女性はもちろん、偏屈ジジイさえ笑顔にさせる褒め上手のW君に「褒め方の秘訣」を聞いてみた。
簡単です、相手のいいところを探して言葉にすればいいんです。
褒め言葉を素直に受け取る人は自分に自信がある人です。
そうでない人もいますよね、褒めても「そんなことないよ!」と謙遜しちゃう人。
そんな人には、単純に相手を評価するのではなく、「自分」がどういう影響を受けたのかを付け加えればいいんです。
そうすると、相手は文法上否定できなくなります・・・?
【EX】
「桑原さんって本当に元気ですよね!一緒にいると私も元気になります」
「いつも見ていますけど、佐藤さんは本当に段取りがいいですよね!全て事実を確認してから行動するから間違いがない。
今回のトラブル、私もまねして対応したのですが、綺麗に片付きました。本当にありがとうございます」
「そんなことないよ」・・・と謙遜するには違和感があるでしょ。
相手のことを褒めているようでも、実は自分のことを話しているのだから、文法上否定できないのです。
こうすれば、謙遜も否定もされず、普通に褒めるより数倍も喜んでもらえます!
これができれば、ほとんどの人を上手にほめられますよ。
ほめるって凄いんです。
相手が喜び、場が柔らかくなり、しかも自分にもメリットがあるんです・・・
心理学が大好きなW君は語り始めました。
「実は、人を褒めているふりをして自分を褒めているんです」
脳は主語を理解できないんです。
あなたは素晴らしい。
元気だ、楽しい、センスがある、気が利く、強い、人の気持ちがわかる・・・
と褒めるじゃないですか。
口に出して言葉にするじゃないですか。
脳は、「あなた」も「私」も区別がつかない。
ただ、素晴らしい、元気だ、楽しい、センスがある・・・
と理解するんです。
相手を褒めながら、自分が褒められているような錯覚に陥る。
毎日褒められれば自信がつく!
出会う人、出会う人、みんなを褒めていくと、実は、そのまま自分への褒め言葉となって帰ってくるんです。
自分に自信がつけば、やることなすこと上手くいく!
お金を掛けずに、相手を喜ばせて、しかも自信を持って生きていける。
そうすると毎日が楽しい。
だから「褒めること」はやめられません!
ステップ3 相手を褒めて「もう一人の自分」を騙す を読んでいたら気が付きました。
これは、W君のことだと・・・
こんなこと考えて実行していれば、魅力的になるわけだ。
魅力的は心地いい、いつも一緒にいたくなる。
私も真似しています。
最近、近所の年増のお姉さんに「髪切ったんですか、似合ってますよ!」と言ったら、「恥ずかしいけど、嬉しいわよ、もっと褒めてくれない」と言われました。
先は長いが方向性はあっているはず・・・
取り敢えず行動する。
魅力的になって、自由に生きていく。