「青い象のことだけは考えないで!」という書籍に教えてもらったリラックス方法。
これは相当凄いです。
リラックスして横になり、深く息を吸い込む。
このとき、頭のてっぺんに意識を集中させる。
次に息を吐きながら、お腹に意識を向ける。これを二、三回繰り返す。
今度は息を吸い込みながら両手に意識を集中させ、両手をしっかり握って拳をつくる。
すると自動的に前腕にも力が入る。
腕に力が入っているのを感じるだろうか?
拳は手が痛くなるくらいぎゅっと握る。その間、少し息を止める。息を吐きながら両手と前腕の力を緩めて、手と腕の緊張が溶ける感覚を楽しむ。
この感覚がポイントとなる。エネルギーは意識した方向へ向かうから、あなたの意識は、力を入れてから力を緩めた体の部位に向けられている。
手と前腕の力を緩めたら、次は二の腕、首筋、背中、胸、お腹の筋肉、おしり、太もも、すね、足首に対して順に同じことを繰り返す。
この方法では、体の各部分の筋肉に数秒ずつ力を入れて、その後、力を入れた時より時間をかけて力をゆるめる。
だから、どんな感じがするのかがはっきりと分かるようになり、体の各部分の感覚の違いも区別できるようになる。その結果、体全体がリラックスして心地よくなる。
ここまでやり終えたら、次は両手が温かくなるところを想像する。
手のぬくもりが増してくるのを感じてほしい。
そして、「手が温かくなる」と自分に向かって言う。
すると手が温かくなる。うまくいったら今度は「腕と手がとても重くなる」と言う。腕と手が心地よい重さになったのがわかるだろうか?
腕が重い状態に身を委ねてから、さらに首筋、背中、胸、お腹、おしり、太もも、すね、足首へと同じように行う。ポイントは呼吸
呼吸はゆっくり、規則正しく行うこと。エネルギーは意識した方向へ向かう。
練習すれば、短時間で、各部分の重要な筋肉に意識を集中させてから、力を緩められるようになる。
「低脂肪牛乳だけは買ってこないで!」と頼まれて、見事に低脂肪牛乳を買ってきてしまったことを友人に話したら、「石田さん、これ効くよ、読んでみて」と勧められたのがこの一冊です。
人は自分の意思で行動しているように見えますが、多くは誘導されています。
ヒトにもモノにも、自分の脳にさえ誘導されているのです。
相手より優位に立って物事を進めたいと思っているヒトには最適です。
【EX】
人は1日に「6万種類」のことを考えている
脳はすでに「十秒前」に次の行動を決めている
三枚の封筒から一枚を選ぶ時の「正しい考え方」
甘いものを食べると、財布の紐がゆるむ
「この質問」をすれば、きっと解決法が見つかる
「意味のリフレーミング」と「批判のリフレーミング」の使い方
ストレスを感じることの「医学的理由」
※こんなお話が115話
ドイツ人の人気マインド・リーダーと医学博士が伝授する
「幸せになるための思考法」
誠実に、自分の心にピンと来た事に従って生きて生きたいものですが、世の中にはいろんな人がいます。
まんまと誘導されるのは本意ではありません。
この事実を知らないと損しますよ!
自律訓練法ですね。
本の表題は、考えないでというと言われても、考えてしまう。という思考の特性を使って思考を操るという意味でしょうか?
おそらく、禁止されるとそれがストレスとなり、ストレスから解放されるために禁止を破りかえって考えてしまう。という原理なんでしょうね、それに、変な色の象と印象に残る操作も加えているような。脳は好奇心旺盛だそうでうね。
能丸さん、ありがとうございます。
おっしゃるとおりです。
私は、「青い象~」の書籍の一部を切り取ってブログにしたのですが、表紙と文字だけで書籍内容のイメージがわくなんて素敵ですね。
追伸:確かに変な色の象だと思います。
確かに、不思議な象にピンと来て買ってしまったのですが、誘導されていたのかもしれません(笑)