巷で人気の「オクボク」。
気が弱くて青髪にコンプレックスを持つ少年キラが、冒険する事で成長するファンタジーです。
この冒険の水先案内人を務めるのが、徳島弁を喋り赤いちゃんちゃんこを着て2本足で立つお茶目なカエルです。
どちらかというと、スターウォーズのヨーダに似ているらしいのですが、このカエルの老師の教えが楽しくてためになります!
EX 感情(嫉妬)を捨てる教え。
主人公キラは虐められっ子、リクはクラスのスーパースターです。
ひょんなことから2人で冒険をする事になりました。
途中から加わった綺麗で利口でお金持ちの女の子エリカが、リクと仲良くしている事に主人公キラは嫉妬してしまいます。
弱虫でコンプレックスを持つ主人公キラが、一緒に冒険をするリクに嫉妬を感じたときに老師が導いてくれた教えとは?
「嫉妬はな、その相手が受け取ってるものを、自分も手に入れられるという合図じょ。
嫉妬が強烈であればあるほど、次は同じことが自分に起こるのを許すときやけん」
虐められっ子のキラが冒険を通じて自信を取り戻し成長してきました。
雲の上のスーパースターリクと友達になるというところまで登ってきたのです。
そもそも、格上の人に嫉妬する気持ちはおきません。
キラは、リクと同じ土俵に上がれるくらい成長したから嫉妬ができるようになったのです。
こんな時は、次は同じことが自分に起こることをイメージしてみる(綺麗なエリカと自分が仲良くしている事)
そうすると気持ちが少し楽になるのです。
「自分にも起こりえることを信じない者が、嫉妬にかられて醜い行為にはしるんじぇ。嫉妬という感情が悪いのではない。嫉妬に振り回されて起こす行動がみっともないんじょ。
どうじゃ? ほのええことが、次は自分に起こると思ったら?」「さっきまでの嫌な気持ちは薄くなった気がします」
その後、その嫉妬心を思い浮かべる。
胸の辺りがむずむずする。
その思いを、色と形でイメージする。
どんどん膨れ上がっていく。
まるで、重たくて嫉妬がギッシリ詰まった巨大なボーリングの玉。
それを、手に取ってみる。
大丈夫イメージだからできる。
ヨイショとそれを前に落とす。
ズドンという音と供に、地面に落下する。
嫉妬は黒い塊。体から離れて、黒い塊を客観視している。
中立な視点で事実を見ることができるようになる。
これは、怒りや恐怖・悲しみにも活用できます。
かなり不思議なことを言っていますが、なんだかすごく引き付けられますこの教え。
という訳で、臆病な僕でも勇者になれた七つの教えは、物語に出てくる教えも、実は何かありそうで面白いのです。
【追伸】
・・・イメージは物質化する・・・
なんだかそんな気がします(笑)