先日、○○○○カメラのTV売場を探索していました。
突然、森高千里さんに似た店員が「お疲れ様です、あくびが出ていますよ、お仕事大変そうですね」
と笑顔で声をかけてきました。
確かにあくびをしていたのですが、不意に可愛い女性に声を掛けられて照れ笑いしてしまいました。
この女性、人の気持ちをつかむのが上手で、たまたま通りかかっただけなのに21インチのTVを購入してしまいました。
30代の、そこそこ身なりはいいけどチョット疲れてるサラリーマンにTVを売る方法。
店「お客さま、夜遅くまで働いていませんか?」
客「そうなんですよ・・・」
店「毎日お疲れ様です、ところで自宅に帰ってゆっくりできる時間ができたら、何をなさいます?」
客「ソファでテレビを見ますね」
店「ではすでにもうご自宅にテレビがあるんですね」
客「はい、40インチがあります」
店「そうですか。ちなみにソファでそのまま寝てしまったことはありますか?」
客「はい、ほぼ毎日そうですね」
店「朝起きたとき、体痛いですよね」
客「はい」
店「寝室まで行くのも大変な気持ち、よく分かります。ついリビングでゆっくりしやいますもんね」
客「そうなんです・・・」
店「おそらくそれは、寝室に行く理由がないからだと思うんです、理由を作りましょう! テレビを移動するとか!? あっ、でもさすがに40インチを移動するのは大変ですよね」
客「そうですね」
店「であれば! 20インチのテレビを寝室においてみてはいかがでしょうか。
そして、自宅に帰ってきてリビングでゆっくりせずに、まずお風呂に入りましょう(笑う)
その後、寝室に行って20インチのテレビで好きなだけ観てください。
休日、大きな画面で好きなDVDを観てくささい!
翌日に疲れを残すのをやめましょう!
素敵な笑顔で仕事をすれば、評価は急上昇ですよ!
というか、疲れた男性に魅力は感じないし、若い娘に何言われてるかわかりません(笑う)
客「なるほど、確かにそうですよね」
店「ごめんなさい・・・、なんだか素敵だったもので、素直に自分の気持ちを申し上げてしまいました」
客「いやいや、嬉しいですよ(笑う)
店「ありがとうございます。
そして、こちらのテレビはタイマー機能がついています。だから、朝までつけっぱなしがありません。
1時間後に勝手に消えますから奥様にも怒られません」
客「それは嬉しいですね」
店「やっぱり怒られるんですね(笑う) それは奥様に愛されているからですよ」
「ところで、無駄な電気代ともおさらばですね。是非これからは、ソファから目覚めて疲れた状態で仕事に行く日々ではなく、ベッドで寝て気持ちよく目覚める素敵でダンディな社長さんになっていただけませんか?
つ・ま・り・・・・20インチのテレビはいかがでしょうか(笑う)
客「わかりました、39,800-でダンディになれるなら安いもんですよね。楽しかったありがとう」
お客さまはもう増えない! だから接客で客単価を上げなさい (アスカビジネス)
「お客様はもう増えない」
お店を構えて商売をしている人は痛切に感じていると思います。
店員さんは売れなくて本当に大変だと思います。
効率的に販売するなら、対面販売よりWEBが絶対的に有利です。
なぜなら、「個」対「マス」だからです。
高額商品もAmazonで売れる時代です。
商品の情報はWEBで手に入ります。
買い物がWEBの時代であることは、疑いのない事実です。
しかも、「接客されるのはうっとうしい」「自由に商品を見せて欲しい」
お店で商品を確認して、WEBで買い物をする。
こんなお客様が増えています。
この逆境で、店舗で実績を作るには、営業力を磨くしかありません
商売が面白いのは、その人の顔を見て、その人を想像し、その人が喜ぶことをいって・・・買ってもらうこと。
「わかったよ、で、何を買えばいいの?」
こんなことをお客様に言わせたら最高ですね!
難しいことはありません、お客様を喜ばせばいいのです。
まずは、「今、ここで、○○を買う」という気持ちにすればいいのです。
サラリーマンが共感して嬉しくなること。
社長さんが共感して嬉しくなること。
奥様が共感して嬉しくなること。
商品知識+他喜力
商品を使うお客様が共感して嬉しくなること。
一人一人全部違います(笑う)
毎日こんなこと考えて接客していたら、絶対接客のスペシャリストになれますよ。
店長の仕事は、こんな成功ネタをどんどんスタッフに教えてあげて、トークの引き出しを増やしてあげることです。