「伝え方が9割②」を読んでいない人へ。この考え方を知らないと損をします!

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シリーズ75万部突破!
「伝え方が9割」を読んだ人も多いと思います。
しかし、9割の人は伝え方のレシピ(考え方)を活用していないと思います。

伝え方が9割②」は、著者がメディアや講演でお客様から聞き出した成功例や素敵なエピソード、具体的な質問等に対する回答をまとめたものです。
また、新しい3つの技術や「ノー」を「イエス」に変える技術・「強いコトバ」を作る技術の実況中継は、楽しく、わかり易く、すぐに使えます!

この本は「伝え方のレシピ」を上手に活用するための仕組みが満載です。
しかもこの本には、読んだ人がさらに応援したくなる仕組みが付いています。

 

1.レシピ

伝え方には、レシピがあります。つまり、知っていれば誰にでもできるのです。

1.自分の頭の中をそのままコトバにしない
2.相手の頭の中を想像する
3.相手のメリットと一致するお願いをつくる

相手の頭の中を想像する7つの切り口

1.相手の好きなこと(要望を相手のメリットに置き換える)
2.嫌いなことの回避(要望をやらない場合のデメリットを伝える)
3.選択の自由(2つの選択肢を提示して、どちらか選ばせる)
4.認められたい欲(要望の前に、相手を認めていることを伝える)
5.あなた限定(相手に特別だと伝える)
6.チームワーク化(自分も一緒に行動すると勧誘する)
7.感謝(要望の時に一緒に感謝を伝える)

 

2.具体例

例えば、アパレルショップで店員さんに「すみません、このシャツは現品限りです」と言われたら頭にどんなイメージが浮かびますか?
・残り物
・誰かが試着したもの
・傷・汚れがあるもの
取り敢えず選択肢から消えてなくなるかもしれません。

ところが「こちら人気で、最後の一着なんです」と言われたら
人気なら欲しい
最後の一つを今なら買える
目的はシャツを売ることです。
事実をストレートに言っても売れませんし、相手は買いたくなりません。

ポイントは、事実をストレートに言うことではなく、どう伝えれば相手が買いたくなるか!を考えて伝えること。
どうしたら相手が買いたくなりますか?
相手の「好きな言葉に変えればいいのです。

 

ここは本屋です、万引きが多くて困っています。
万引きは犯罪です」と張り紙しても、全く万引きが減りませんでした。

みなさんのおかげで、万引き犯を捕まえることができました。ご協力ありがとうございます」と張り紙したら、万引きが激減しました。

万引き犯の視点でいえば「万引き犯が捕まった事実」ほど、嫌なことはないでしょう。
完全に万引きがなくなったわけではありませんが、「嫌いなこと回避」の伝え方で効果絶大です。

 

ここは会社です。部下の報告があいまいで困っています。
正確に報告しておかないと、ミスした時に、自分の責任になるぞ」
「嫌いなことの回避」を使った伝え方です。言っていることは正しいのですが、冷たい感じがします。

部下の報告の仕方によっては責任を負わされそうなイメージがあります。
この伝え方では、自分に非が無いように理論武装して報告してくるかもしれません。

ミスは出るものだから、その前に私がフォローできるよう、報告だけは正確にしておいて
君の評価をあげたいんだよ。途中の報告をきちんとしてくれると評価しやすいんだ

「相手の好きなこと」、「認められたい欲」を使えば、このように変わります。

目的は部下に事実を正確に報告してもらうこと。
そのためには、報告することのメリット、報告したくなる動機付けをすれば良いのです。

 

「伝わらない」とは、自分の伝えた通りの行動を相手がしてくれないことです。

例えば、伝わらない相手はこんなふうに考えています。
「内容は理解したけど、なぜ今私がやらなければいけないの? これをするとどんなメリットがあるの?

つまり、相手は内容を理解しても、必要性利益がなければ行動しないのです。

これが伝わらない原因です。

自分が言いたいことをストレートに言うのではなく、相手の頭の中を理解して、レシピの7つの切り口に当てはめ、相手のメリットと一致するお願いにするのです。

毎日練習していると、常に相手の視点で相手がどうしたいのかを考える癖が付きます。
つまり、相手への気遣いができるようになるのです。

これは実践することに価値があります。

第1弾を読んだ人の9割は、楽しく納得したけれど活用はしていないと思います。
僕もその一人です(笑う)
僕のように気遣いの出来ない人間も、チョイチョイ意識して使っています。
レシピを参考に考えて、伝えて、上手くいくと、最高に楽しい気持ちになります。

第1弾を読んだ人は、是非第2弾をお読みください。

具体的なので、実行するとき役に立ちます。
「伝え方が9割」を読んでない人は、損をすると思います。

このレシピは、伝え方が上手な人のコトバの使い方を抽出したものです。
だから、みんな使いはじめています。

新しい気遣いの仕方、乗り遅れないように読んだほうがいいですよ。

 

3.ボランティア

世界には文字が読めない子供が沢山います。
写真は非識字率が12%のインドネシアの村です。
著者は識字率向上のための「アルファベット表」を読者の皆さんを代表してプレゼントしたそうです。(NPOを通じて64の小学校へ配布)

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もし、この子供たちがコトバを手に入れることができれば、将来職を手にするチャンスがひろがるのです。

さて、「伝え方が9割②」この本の印税の一部で識字率が低い地域の学校に、図書館を作ることにしたそうです。
子供たちは、そこから毎年毎年育っていくことでしょう。

この本を買ったあなたは、子どもたちに、図書室をプレゼントした一人です。P263

伝え方が9割 2
伝え方が9割 2

伝え方が9割 2冊パック
伝え方が9割 2冊パック

面白くて、ためになって、人の役に立つ。

これを「伝え方」というワンコンテンツで形にした素敵なビジネスモデルです。

僕は応援します(笑う)

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