伝えるために大切な2つの考え方と、たった一つの文章構成テンプレート

懐中時計

ビジネス書は「スキル」と「考え方」に大別されます。
さて、書いて伝えるスキルを学ぶならこの一冊。

中野巧さん「売れる文章術
神田正典さんが「売るために文章本を100冊読んだ方にも、使えるノウハウの塊。しかも読みやすい!」と絶賛しています。

この本は、セールスレターという視点で書かれていますが、企画書・提案書・セールストーク・普段の会話等々、人を動かすキーワードが散りばめられています。

懐中時計
by Tentes

「恐怖」でなく「共感」

対面販売と違い、ソーシャルは一方的に文字や映像を発信する販売方法です。

恐怖」や「危機感」を煽って相手にネガティブな感情を抱かせてモノを販売するスタイルが、ソーシャルに適する訳がありません。
こんな、ダイレクトメールをよく見かけますが、発信している本人も精神衛生上良くないと思います(笑う)

ソーシャルな時代こそ信用、そして「共感
「この人なんかいいね」「もし、私がこの人だったら」

これを文書化すればいいのです。

「伝えたい」でなく「知りたい」

何を、「あなたが伝えたいのか」ではなく、
何を、どういう順番で、「お客様が知りたいのか!」

つまり、どんな構成にすればいいのかが大切なのです。

だから、次のテンプレート

穴埋め文書作成テンプレート「Catch Me If You Canの法則」

1.オープニング(つかみ)
ソーシャル時代の到来により、共感される文章は、あなたのビジネスを加速させる重要なスキルとなりました。

2.テーマ(主題)
今日は、穴埋めするだけで伝わる文章が書ける文章作成テンプレート(Catch Me If You Canの法則)をご紹介します。

3.ベネフィット(相手が得をすること)
このテンプレートを使うことで、文章が苦手な人でも、相手の心をググッとつかむ反応率の高い文章が書けるようになります。

4.プレミス(自説)
なぜなら、私の10年間の文章経験の中から、反応の高かった文章構成の共通点を分析し、それらを穴埋めするだけのテンプレートに落とし込んでいるからです。

5.バックグラウンド(背景)
私は仕事効率化のためにテンプレートを作る必要がありました。メルマガやブログの文章を書くときに、効率的かつ効果的な文章を短時間で書くためのノウハウが必要だったからです。

6.プルーフ(論拠)
この穴埋め文書作成テンプレートには、3つの特徴があります。
1つ目は、穴埋めするだけで伝わる文章が書けるようになること。
2つ目は、すでに1万人以上の人が実践し多くの結果を出していること。
3つ目は、誰でも論理的で説得力のある文章が書けるようになること。
※1つひとつを詳しく書きますが、ここでは省略します。

7.コンクルージョン(結論)
つまり、このテンプレートを穴埋めするだけで、あなたのビジネスを加速させる文章が書けるようになります。

8.ベネフィット(相手が得すること)
その結果、あなたも相手の心をつかむ反応率の高い文章が書けるようになります。

9.ベイビーステップ(はじめの一歩)
ソーシャルメディア時代に、あなたがさらなる飛躍をするために、今すぐこちらのページをご確認ください。
詳しくはこちら

なるほど、凄い構成。
思わず押してしまいました(笑う)

本日の報告は以上です。

ただ、この書籍のこの内容はエピローグにすぎません。

本質はエンパシーライティング=共感と結果を生み出す文書術

この本は、第3章を読んでください。

 

【目次】
第1章 なぜ多くのセールス文章を書くのに苦しむのか? セールス文章に潜む「7つの落とし穴」とその突破口

第2章 売れる文章を書く前にあなたが知っておくべき、売れるプラットフォームを作る3ステップ

第3章 リアルな事例から読み解く、「共感」と「結果」を生み出す、売れる文章8つのメカニズム

第4章 売上の8割を支配する 売れるヘッドラインの作り方

第5章 それでもうまくいかない時に読む 5つのヒント

もう、ワクワクします!

売れる文章術
売れる文章術

書く、「伝える」と「文章術」関係の書籍はピンときたら読んでいます!

しかし、「どう伝えるか」でなく「どう伝わるか」の視点で書いてある本は初めてです。

中野さん、ありがとうございました。

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