経営コンサルタントはビジネスです。
先方の企業の社長に嫌われることは言いません。
社長の方向性を変えることなく改善できる提案をすることで気に入られ収入を得るのです(笑う)
さあ、乗っ取られそうな会社の社長!
頭に立つか、委託をするか!
そもそもを変えなければ、変われません。
目的とその覚悟を持たなければ、本当に変わりません。
これは、マンガではありません、起死回生のバイブルです。
止まっていたら食われます。スキルに答えはありません。
「やり方」よりも「考え方」
ビジネス本100冊読むなら、この漫画を読んだほうがためになります。
この写真を見て、ピンと来る人なんていないと思います。
これ、「役立つ」「共感する!」「楽しそう!」
こんな人がいたら、お目にかかりたい。
私も、「諸般の事情」、「大人の付き合い」(笑う)
こんな気持ちで購入しましたが、いやはやなんとも楽しめた八冊。
三国志より昔の、中国の戦国時代
反戦論者の一派、それが「墨家」の男たちだった。
墨子(BC480~390頃の人)の志を継ぎ、彼らは戦争は殺人行為で人として最大の不義だと主張する。
墨子の教団の活躍は城邑防衛戦に限られていた。
墨子やその弟子たちが編み出した戦術もすべて「守ること」のみである。
ほとんど無報酬で足から頭のてっぺんまで擦り減らしても他人に奉仕する刻苦勤労の人達であったと伝えられている。
一献交わしながら勧めてくれた友人曰く・・・
「大事な何かを守るため、大切な誰かを守るため、日本の裏方を支えている自衛隊と同じである。これは武士道!!!
私利私欲でなく公の為、大義の為、愛する誰かの為!!!
おかげさまで、平和な国でサラリーマンで安定した僕がこの話を理解できるわけがありませんが、友人の気持ちとエネルギーは分かりました。
わかったらご縁、わからなくてもご縁。
という訳で購入したら面白かった!
時代ではないんですね。
いつでも、人の考えること、やっているコトは同じです。
組織運営は先見性と事前準備が大事です。
イナゴを狂暴化させて敵国を襲撃する。
イノベーションなんてこんな時代からあったんですね!
志を貫き左遷される男と、迎合して出世する男。
人生の勝者はどちら?、この二人の絆とは・・・
ビジネスの視点で最高に楽しめる一冊でした。
墨攻(ぼっこう) 文庫版 コミック 全8巻完結セット (小学館文庫)
【追伸】
つい、自分の興味の延長線上で本を購入してしまいます。
悪くはないのですが、それでは本を読む意味がありません。
欲しい情報はWEBでいくらでも入ってきます。
本は、自分の思考を耕すため・・・
カッコよすぎます(笑う)
何だかわからない塊を受け止めて自分がどう感じるか。
何年か、何十年か後に「アッ、そういう意味だったんだ!!!!」
こんなふうに感じることができれば、読書をする意味があると思います。
これはマンガですが、侮れない八冊です。